Ripple研究所

Rippleは金融の仕組みを本当に変えるか? -リップルの仕組みと用語の解説-

XRPの最小単位と発行上限は?

XRPの最小単位と発行上限

XRPの発行上限は1000億枚。

XRPの最小単位は1 XRPの100万分の1(0.000001)で、この最小単位を"drop"と呼ぶ。つまり 1 XRP = 1,000,000 drops である。

1000億というXRPの発行上限は人的要因により決定された。drops の64ビットの精度のうち1ビットをXRPフォーマットを表すフラグ、1ビットを符号、3ビットを未使用領域として合計5ビットがフラグとして割り当てられている。

1000億XRPは100,000,000,000,000,000 dropsであり、これは64ビットから前述の5ビットを差し引いた59ビットの符号無し整数(unsigned integer)に収まる。

  • 100,000,000,000,000,000 = 10^17 = 10^11 * 10^6
  • 576,460,752,303,423,488 = 2^59

新規発行されない

ビットコインの新規の発行は、採掘(マイニング)というビットコインのやりとりを記録する作業に携わる人への報酬として、新規のビットコインが発行されています。 ただし、発行枚数の上限が定められていて、2100万枚となっています。

一方、リップルコインは1,000億枚とはじめから発行枚数が決まっています。これ以上、発行されることはありません。