銀行はなくなる?
銀行の業務はリップル社が代替できる?
銀行業務の一部はリップルネットワークで簡略されるだろうが、信用創造の仕組みや、国の主権である通貨発行権をリップルという一私企業に任せるわけがない。
あくまでも送金手数料を安くできる程度のことである。
ただし、リップル社の運営するサーバーのコストがかかるため、それほど安くならないと考えている。
リップル社のページで確認できるがおよそ半分から1/3程度になるようだ。
結局、マーケットメーカーの存在は必要になる
JPYとUSDの取引を考える時、JPYを保有して売りたい取引先と、USDを保有して売りたい取引先を見つけてくる必要がある。
マーケットメーカーはリップル社がリップルシステムをいくら普及させようが、XRPが市場で価値が上がろうが必要になるため、銀行や証券会社の代わりを出来るわけではない。
銀行や証券会社が利用するインフラの一部として、金融機関に対するソリューションの提供という価値は発揮するだろうけども、代わりとして機能することは考えにくいと考えている。