ブロックチェーンの正体
この記事は、このページを訪れた人のブロックチェーンに関する誤解を解くためと、自分の理解のために書かれています。
下記リンク先の文章を参考にして自分なりの解釈でまとめたものです。(そのまま引用させて頂いている箇所もあります)
非常に素晴らしい記事ですので、より正確な理解をお求めの方は下記の記事をご覧になってください。
管理者の有無によるブロックチェーン技術の分類
ブロックチェーン技術自体は管理者がいても成立する
- 管理主体を誰にするかは、ブロックチェーン技術という観点からはそれほど大きな問題ではない
- ブロックチェーン技術としては、単体企業を管理者とするものとコンソーシアムを管理者とするもののいずれもが可能
管理者が存在しない場合
ノードの参加の可否を判断する者が存在しないということを意味し、したがって誰でもノードに参加することができる「Trustless」である。
管理者が存在する場合
ノードとなることができる主体を管理者がコントロールすることができる「Trusted」である。
コンセンサスとプルーフの必要性
ブロックチェーンをpeer to peer技術を用いて管理する分散型台帳であると見た場合、この台帳の書き換えをコントロールする方法が技術の中核を占めることになる。
台帳の書き換えは、そこに何らかのトランザクションが起こることを意味しているが、このトランザクションに対する同意(コンセンサス)と、それが真に当事者によって行われたものであること、さらには対象が二重にトランザクションの対象となっていないことを確認(プルーフ)する作業が必要になる。
誰でもノードとして参加できる場合
誰でもノードに参加することができるアーキテクチャを採用する場合、悪意のあるノード参加者が分散型台帳を改ざんしないことを確保する仕組みが必要。
Bitcoinにおいては、これをproof of workと呼ばれる方法で、台帳の書き換えには一定の計算を行うことを要するものとすることで、解決を試みている
ノード参加者が悪意を持っていないことに信頼が置ける場合
複雑な計算を求めさせなくても良い