送金効率化へ世界連合
三菱東京UFJ銀行が仮想通貨を活用した国際送金サービスを始めるとの記事が出ています。
三菱東京UFJ銀行は2018年初から、仮想通貨の中核技術であるブロックチェーンを活用した次世代型の国際送金サービスを始める。
米バンクオブアメリカ・メリルリンチなど米欧豪の大手6行と連携。米ベンチャーのリップルが持つ技術を活用し、即時決済を可能とする。高止まりしていた手数料も引き下げる見通しだ。新技術を通じた世界連合で、銀行システムの利便性を高める。
XRPはブロックチェーンを利用した暗号通貨ではない(注:RippleのXRPもブロックチェーンです。失礼しました)
RippleのGlobal Payments Steering Group(GPGS)に参加するお話のようです。
GPSGとは?
Global Payment Streering Group(GPGS)
XRPは関係ない
このニュースの煽りでXRPが一時高騰したようですが、ブロックチェーン技術の応用だとハッシュ値の計算に数分から10分程度かかるため、リアルタイム送金はできないのでは・・・?
あと、XRPはブロックチェーンではないので、違うものを指している可能性が高い。
(XRPもビットコインとは別のコンセンサス・システムを利用しているだけでブロックチェーン技術にのっかってます)
三菱東京UFJ銀行が独自の仮想通貨を開発
独自のコインも開発しているようです。
それぞれ検討段階のようなので、ブロックチェーン技術も検証しつつ、独自通貨、Rippleネットワークへの加入などを模索しているという状況なのでしょうか?
分散管理台帳システムはブロックチェーンそのものなのか?
暗号化のためにハッシュ値を計算して他者による改竄を防ぐことができないrippleネットワークはブロックチェーンではない(よくある間違いです。信頼されたノード同士であればPoWが必要ないコンセンサス・システムを構築したとしてもブロックチェーン技術であることに相違はありません)