RIPPLEのXRPがファンダメンタル的には無価値?
このブログの主張を検討する
XRPとBitcoinなどが大きく違うのは、2つある。
- rippleはあくまで銀行システムの置換えであって、決済システムである
- XRPというのはブリッジ通貨に過ぎない
XRPはあくまで決済システムのなかのブリッジ通貨である。ブリッジ通貨であるということは下記のような意味である。
- rippleが広く金融決済に使われるようになっても、決済はそれぞれの通貨建てなので、銀行やカード会社はXRPを保持せず、必ず精算されて最後は通貨に変わる
- XRPは決済システムのなかのブリッジ通貨なので、XRPの値段は実質的にはいくらでも良い。
- XRPを買った瞬間、他方では売るわけだから、最終的になにかの通貨に変換されて決済される。つまりXRPを長期ホールドするひとがいないので、XRPの取引は、XRP価格にたいしてはニュートラルだ。
このブリッジ通貨自体が値上って、キャピタルゲインを有むという気がしない。
上記のことからXRPはファンダメンタル的に言えば、ほとんど無価値であるとこのブログでは主張されている。
投機と楽しむ分にはよいが、将来XRPは価値がでるといった言説や、XRPに長期投資というのは、考え方が間違っている可能性がある。
これに関してはRippleに積極的に投資を行っている人たちの意見を調査して別途ブログでまとめようと思う。